『十字架のろくにん』が最後どのような結末(ネタバレ)になったか気になっていませんか。実は、この物語の最終回の結末はまだ訪れていません。現在も連載は続いており、主人公・漆間俊の復讐劇は最後の局面を迎えています。
この記事では、多くの読者が注目する至極京との決着がどうなるのか、そして復讐相手「六人」は誰かといった人物関係の整理から、物語の核心に迫ります。そもそも主人公・漆間俊の過去と復讐の動機は何か、悲劇の発端となった家族に何が起きたのか、といった物語の原点を振り返ります。
さらに、物語が大きく動いた刑務所編の展開や、読者を驚かせた記憶喪失の意味と回復のタイミングについても解説します。また、主要キャラの死亡まとめを含め、壮絶な復讐の軌跡をたどります。最新の展開が気になる方のために、物語の現状についても触れていきます。
この記事を読むことで、『十字架のろくにん 』の内容を深く知ることが出来るでしょう。
- 物語がまだ完結しておらず、最新の連載状況がどうなっているか
- 主人公・漆間俊の復讐相手である「六人」の正体と、彼らとの関係性
- 物語の第二部(刑務所編)や記憶喪失が持つ意味、そして今後の展開予想
- 一度「打ち切り」と噂された作品が、なぜ人気を取り戻したのかという背景
十字架のろくにんの最終回・結末はどうなる?物語の進行状況と最新話

壮絶な復讐劇『十字架のろくにん』がどのような結末を迎えるのか、最新の連載状況から空白の5年間、そして今後の展開まで、物語の核心部分を解説します。
最終回は完結しているのか?
『十字架のろくにん』は、2025年11月現在、完結していません。物語は講談社の漫画アプリ「マガジンポケット(マガポケ)」にて連載が続いています。
この作品は、一度「別冊少年マガジン」での連載が終了した経緯があります。しかし、その後「マガポケ」に移籍して連載が再開されました。移籍後に人気が再燃し、多くの読者に支持されながら、現在も物語が進行中です。
したがって、最終回がどうなるのか、主人公・漆間俊の復讐劇がどのような結末を迎えるのかは、まだ誰にも分かりません。物語はまさにクライマックスに向けて進んでおり、読者は毎週更新される展開を見守っている状況です。
どこまで物語が進んでいるか最新話の状況
物語は、主人公・漆間俊が最後の復讐相手である至極京、そして彼が率いる「革命倶楽部」との最終決戦に突入しています。2025年10月下旬時点で、物語は228話前後に達しています。
俊はこれまでに、至極京を除く復讐相手のほとんどを自らの手で制裁してきました。しかし、その過程で多くのものを失い、自身も逮捕・服役を経験します。
最新の展開では、至極京が仕掛けた「ドキドキマッチングゲーム」という名の、俊に関わる女性たちの命を天秤にかける残酷なゲームが行われました。このゲームにより、物語はさらに緊迫した状況を迎えています。俊の精神を極限まで追い詰める至極の悪意と、それに対する俊の最後の戦いが描かれています。
刑務所編(第二部)の展開
物語の第一部終盤、漆間俊は至極京との戦いの末、警察に逮捕され、懲役5年の実刑判決を受けます。ここから物語は「刑務所編」、あるいは出所後を描く「第二部」へと移行しました。
この第二部では、第一部での壮絶な復讐劇とは異なる側面が描かれます。出所した俊は、ある出来事がきっかけで復讐に関する記憶を失ってしまいます。
この「空白の5年間」と出所後の記憶喪失は、物語に新たな謎と展開をもたらしました。俊は「ジュージカ」と名乗る始末人グループと出会い、北見高梧や川奈美々といった新たな仲間と共に、別の形で「悪」と対峙することになります。この期間は、俊が復讐者としてだけでなく、一人の人間として新たな関係性を築く重要な時期となりました。
記憶喪失の意味と回復のタイミング
第二部冒頭での漆間俊の記憶喪失は、読者に大きな衝撃を与えました。この記憶喪失は、壮絶な復讐の末に祖父や弟・翔を失い、精神的に限界を迎えた俊にとって、一種の防衛本能だったとも考えられます。
記憶を失った俊は、復讐の重圧から解放され、一時的に穏やかな表情を見せるようになります。しかし、「ジュージカ」としての活動や、かつての宿敵である「革命倶楽部」との再会を通じて、失われた記憶は徐々に蘇っていきます。
記憶の回復は、俊にとって再び地獄の道へ戻ることを意味しました。特に、かつて祖父と暮らした家を訪れた際、復讐の動機や至極への憎しみを完全に取り戻します。この記憶喪失と回復の過程は、俊が復讐を自身の意志で選び直すための、物語上必要な段階であったと言えます。
最新話・最新巻の注目ポイント(198話・200話前後)
物語の注目ポイントは、単行本22巻(2025年10月発売)にも収録されている、198話から200話前後に始まる「ドキドキマッチングゲーム」です。これは、宿敵・至極京が漆間俊の精神を完全に破壊するために仕組んだ、最も卑劣なゲームでした。
地獄のゲームの開始
このゲームでは、俊にゆかりのある女性5人(東千鶴、川奈美々、桜庭花蓮、太田朝子、安西瑞紀)が集められます。俊は、彼女たちの中から犠牲者を1人選ぶか、全員が犠牲になるかという究極の選択を迫られます。
犠牲と怒り
この非道なゲームは、読者にとっても精神的な負荷が非常に強い展開となりました。特に、インプットされたデータベースの205話のあらすじにあったように、初期から登場していたヒロイン格の東千鶴が自ら犠牲を選ぶ姿は、多くの読者に衝撃を与えました。
この一連の出来事は、俊の至極京に対する憎しみを決定的なものにし、物語は最終決戦へと一気に突き進むことになります。
今後の展開予想|漆間俊はどこへ向かうのか
全ての復讐相手を倒し、最後の標的である至極京を追い詰めている漆間俊。今後の展開として最も注目されるのは、やはり至極京との直接対決の結末です。
至極京は、俊の祖父の部隊の元同僚である木部十太郎や、革命倶楽部の幹部たちを使い、俊を徹底的に追い詰めてきました。しかし、俊もまた、北見や川奈といった仲間たちの助け(あるいは犠牲)を得て、至極の本拠地へと迫っています。
予想されるのは、単純な力のぶつかり合いではなく、互いの信念や存在意義をかけた心理戦の果ての決着です。俊が復讐を遂げたとして、そこに救いはあるのか。それとも、全てを失った虚無だけが残るのか。物語は、復讐の是非を問う最終段階に入っていると考えられます。
残された伏線と未回収の謎
物語が最終局面に近づく中で、いくつかの伏線や謎も残されています。
例えば、至極京という人間の異常性がどのようにして形成されたのか、彼の「悪意」の根源は完全には明かされていません。また、俊の祖父が所属していた秘密部隊「北山部隊」の全容や、なぜ木部のような怪物を生み出してしまったのかも、断片的にしか語られていません。
これらの謎が最終決戦の中でどのように回収されるのか、あるいは俊の復讐の結末をもって物語が閉じるのか。残された伏線が、最後のどんでん返しにつながる可能性も否定できません。

十字架のろくにんの登場人物と復讐の全体構図

物語の核心を理解するために、主人公・漆間俊の壮絶な過去から、彼が復讐を誓った「六人」の正体、そして彼を取り巻く人々の関係性まで、物語の全体像を整理します。
復讐相手「六人」とは誰か?人物関係の整理
『十字架のろくにん』というタイトルは、主人公・漆間俊が復讐を誓った相手を指しています。ただし、物語初期のいじめっ子5人組と、その後の展開を含めて「六人」と考察されることが多いです。
中心となるのは、俊を「実験体A」として扱った小学校時代の同級生5人組です。
| 復讐相手 | 担当 | 特徴と俊への加害 |
| 至極 京 | 悪意 | 5人組の司令塔。俊をいじめの標的にし、俊の家族を殺害する計画を実行した諸悪の根源。 |
|---|---|---|
| 千光寺 克美 | おもちゃ | 改造エアガンで俊を撃つなど、弱い者いじめを好む。俊の最初の復讐ターゲット。 |
| 右代 悠牙 | イケメン | 眉目秀麗だが性に対して異常な面を持つ。裏で売春斡旋などを行う。 |
| 円 比呂 | パシリ | 至極の狂信者。小物だが、自分より弱い者には残虐。 |
| 久我 大地 | 暴力 | 柔道の強者。俊をサンドバッグ代わりに暴力を振るう。 |
この5人に加え、俊の復讐を象徴する存在として、彼らを導いた「悪意」の化身である至極京を別格の「一人」と数えるか、あるいは物語の第二部で登場する新たな敵を含めるかで、「六人」の解釈は読者の間でも分かれることがあります。
主人公・漆間俊の過去と復讐の動機
本作の主人公・漆間俊は、もともとは家族思いの心優しい少年でした。彼の人生が狂い始めたのは、小学5年生の時、至極京ら5人組にいじめの標的にされてからです。
彼らは俊を「実験体A」と呼び、「人がどこまで追い詰められたら自殺するか」という非道な実験の対象としました。俊は、体中に落書きをされたり、集団で暴行を受けたり、改造エアガンで撃たれたりと、想像を絶するいじめを受け続けます。
それでも俊が耐えられたのは、両親と弟・翔という大切な家族の存在があったからです。しかし、俊が家族にいじめを打ち明け、転校を決意した矢先、至極京の計画によって家族は(表向きは)事故死、弟の翔は意識不明の寝たきり状態にされてしまいます。
この出来事により、俊の心の支えは全て奪われました。彼の復讐の動機は、単なるいじめへの報復ではなく、理不尽に家族の命と未来を奪った者たちへの、当然の報いを求める強い意志に基づいています。
家族に何があったのか(特に母親の真相)
漆間俊の家族は、父、母、そして弟の翔の4人家族でした。彼らは、俊がいじめに苦しむ中での唯一の救いでした。
俊が勇気を出していじめの事実を打ち明けた夜、家族は俊を守るために転校を決め、車で家を出ます。しかし、これが至極京の仕掛けた罠でした。彼らの計画により、俊の家族が乗った車は崖から転落させられます。
この事故で両親は死亡しました。母親や父親の最期に関する詳細な描写は多くありませんが、彼らが俊を思う優しい両親であったことが、俊の絶望の深さを際立たせています。
唯一生き残った弟の翔も、現場に駆けつけた至極によって石で頭部を殴打され、火をつけられた結果、意識不明の植物状態に陥りました。この一連の出来事が、俊を復讐者へと変貌させた決定的な悲劇です。
漆間俊と祖父の関係と修行の意味
家族を失い絶望する中、俊は父方の祖父である漆間昇のもとに身を寄せます。この祖父こそが、俊を復讐者として鍛え上げた師匠です。
祖父は、かつて「北山部隊」と呼ばれる秘密部隊に所属していた元特殊部隊員であり、殺人や拷問の技術に精通していました。孫が家族を奪われた真相を知った祖父は、俊が「人殺しの罪悪感に一生苛まれる」ことを「つまらん」と一蹴し、確実に復讐を遂行できるよう、俊に殺人技術と非情な精神を叩き込みます。
俊と祖父の関係は、単なる家族を超えた「共犯関係」です。祖父にとっての修行は、俊に生きる目的(=復讐)を与えると同時に、自らの技術を受け継がせる儀式でもありました。祖父の存在なくして、俊の復讐はあり得ませんでした。
至極京との決着はどう描かれているか(生死含む)
前述の通り、2025年11月現在、物語は完結しておらず、至極京との決着はまだ描かれていません。
第一部のクライマックスでは、俊は祖父や覚醒した弟・翔と共に至極京と対峙しました。しかし、この戦いで俊は祖父と翔を同時に失うという、さらなる悲劇に見舞われます。俊は至極に一矢報いるものの、警察の介入により決着はつかず、俊は逮捕されました。
第二部では、記憶を取り戻した俊が再び至極京を追います。至極は「革命倶楽部」というカルト的な組織を率いており、その力は個人を超えたものになっています。
現在進行中の最終決戦で、二人の戦いがどのような形で決着するのか、生死を含めて予断を許さない状況です。
主な死亡キャラクターまとめ(千光寺克美・右代悠牙・久我大地ほか)
漆間俊の復讐の過程、そして至極京との戦いの中で、多くの人物が命を落としています。以下は、物語の主要な死亡キャラクターの一部です。
- 千光寺 克美: 俊の最初の復讐相手。拷問の末、ショック死。
- 右代 悠牙: 俊によって監禁していた恋人・花蓮と再会させられ、彼女に性器を破壊された後、俊に殺害される。
- 円 比呂: 俊の幻覚剤により、敬愛する至極京(実際は俊の祖父)に裏切られたという絶望の中で死亡。
- 久我 大地: 俊との激闘の末、コンクリートブロックで顔面を殴打され死亡。
- 漆間 昇(おじいちゃん): 第一部終盤、至極京との戦いの中で、俊と翔を守るために死亡。
- 漆間 翔(弟): 第一部終盤、一時的に意識を取り戻し俊と共に戦うが、力尽きて死亡。
- 白川 要: 円比呂の凶行により重傷を負い、その後のジャンケンゲームで命を落とす。
- 白川 純(要の兄): 妹の復讐を誓うが、後に革命倶楽部に利用され、最終的に死亡。
- 安西 全一(刑事): 俊の行動を追う中で、俊に殺害される。
- 北見 高梧: 第二部での俊の仲間。革命倶楽部との戦いの中で、俊を逃がすために自爆し死亡。
- 東 千鶴: 「ドキドキマッチングゲーム」で自ら犠牲を選び、百木の毒によって死亡。
革命倶楽部の正体と役割
「革命倶楽部」は、物語の最大の敵である至極京が設立・運営する組織です。表向きは自己啓発セミナーやオンラインサロンを装っていますが、その実態は至極の思想に染まったカルト的な犯罪組織です。
至極京は、他者の悪意を見抜き、それを増幅させる人心掌握術に長けています。革命倶楽部は、彼に魅入られた人々が集うコミュニティであり、至極の「実験」や「革命」のために動く実行部隊の役割を果たしています。
第二部における革命倶楽部は、俊にとって「個人」対「組織」の戦いを強いる存在です。安堂緑や百木早苗といった強力な幹部(研究者)を擁し、その力は警察にも影響を及ぼすほどに強大化しています。
作品における復讐のテーマ性(正義か虚しさか)
この作品は、「復讐」という行為の是非を読者に強く問いかけます。漆間俊の動機は、家族を惨殺された被害者として、読者の同情を集めやすいものです。彼の行う復讐は、法では裁けない「悪」に対する「正義」の鉄槌のように描かれる側面があります。
しかし、物語が進むにつれて、復讐の代償が描かれます。俊は復讐を重ねるうちに、かつての優しさを失い、彼自身もまた「人殺し」の領域に踏み込んでいきます。彼を追っていた安西刑事を殺害してしまう場面は、俊の行為がもはや単純な正義とは言えないことを示しています。
復讐を遂げても家族は戻らず、むしろ復讐の過程で祖父や弟、新たな仲間である北見、そして東千鶴までも失っていきます。この物語は、復讐が正義であると同時に、底知れない虚しさと新たな悲劇を生む連鎖であることを、容赦なく描き出しています。
過激描写・精神的負荷の強さと読む際の注意点
『十字架のろくにん』を読む上で、最も注意すべき点です。この作品には、いじめ、拷問、殺人、性的暴行といった非常に過激でグロテスクな描写が数多く含まれています。
精神的負荷の強さ
特に、俊が行う復讐の手段は、相手に与えられた苦痛をそのまま返すような、陰惨で残虐なものです。また、罪のない人々が理不尽に犠牲になる展開(白川要や東千鶴の死など)も多く、読者が受ける精神的なストレスは非常に大きいものがあります。
読む際の注意点
これらの描写は、物語のテーマ性を強調するために必要な演出ですが、受け入れがたいと感じる読者も少なくありません。
この作品は、単なる勧善懲悪のエンターテインメントとしてではなく、人間の悪意や復讐の虚しさを描いたダークサスペンスとして楽しむ必要があります。過激な描写や、救いのない展開が苦手な方は、読む前に十分な覚悟を持つことが求められます。

十字架のろくにんの打ち切り説・評価と読者の反応

一度は連載終了の危機を迎えた本作が、いかにして人気を取り戻したのか。その背景にある「打ち切り」の真相と、移籍後の再評価、そして読者のリアルな反応について解説します。
十字架のろくにんは打ち切りなのか?移籍の経緯
『十字架のろくにん』は、連載が終了した(打ち切りになった)という情報がありますが、これは半分正しく、半分誤解を含んでいます。
事実として、この作品は2020年に「別冊少年マガジン」で連載を開始しました。しかし、当時の単行本1巻の売上が振るわず、同誌での連載は2020年11月号をもって終了となりました。これが「打ち切り」と噂される理由です。
ただし、物語はそこで終わりませんでした。連載終了と同時に、講談社の漫画アプリ「マガジンポケット(マガポケ)」への移籍が発表され、連載が継続されることになったのです。したがって、「雑誌連載は打ち切りになったが、作品自体は移籍して継続している」というのが正確な経緯です。
マガポケ移籍で再評価された理由
「別冊少年マガジン」での連載終了は、作品の質が低かったからではありません。主な理由は、作品の過激なテーマや描写が、雑誌の読者層と必ずしも一致しなかったためと推測されています。
一方で、「マガポケ」という漫画アプリのプラットフォームは、本作と非常に相性が良かったと考えられます。
- 読者層との一致: アプリでは、読者が自ら作品を選んで読むため、本作のような刺激の強いダークサスペンスを求める読者に直接届きやすくなりました。
- SNSでの拡散: 衝撃的な展開がSNSなどで話題となりやすく、口コミで新規の読者を獲得していきました。
- 手軽さ: アプリで気軽に読み始められるため、雑誌を購入するよりもハードルが下がりました。
これらの要因が組み合わさり、移籍後の『十字架のろくにん』は人気に火が付き、単行本が全巻重版されるほどのヒット作へと成長しました。
読者の感想・評価の傾向(面白い派 / きつい派)
本作の評価は、読者の間で大きく二分される傾向にあります。
「面白い派」の意見
「面白い」と感じる読者の多くは、復讐劇としてのカタルシス(スッキリ感)を評価しています。
- 主人公の受けてきた仕打ちが酷すぎるため、復讐相手が残虐な方法で制裁される展開に「スカッとする」
- 祖父から受け継いだ技術で鮮やかに復讐を遂行するダークヒーローとしての魅力
- 至極京という絶対的な悪役の存在感がすごい
- 先の読めないスリリングな展開に引き込まれる
「きつい派」の意見
一方で、「精神的にきつい」「読むのが辛い」と感じる読者も少なくありません。
- いじめや拷問の描写が具体的すぎて、グロテスクすぎる
- 主人公に感情移入しすぎると、彼が罪を重ねる姿を見るのが辛い
- 救いのない展開や、罪のないキャラクターが犠牲になる描写が多すぎる
- 特に「ドキドキマッチングゲーム」編は、精神的負荷が高すぎた
このように、本作は人を選ぶ作品であることは間違いなく、その振り切った描写こそが魅力と表裏一体になっています。
完結後に救いはあるのか?読後感の考察
物語がまだ完結していないため、あくまで考察の域を出ませんが、この物語の結末に「万人が納得する救い(ハッピーエンド)」が用意されている可能性は低いと考えられます。
漆間俊は、復讐のために法を犯し、直接的・間接的に多くの人々を死に追いやってきました。彼が守ろうとした人々(祖父、翔、北見、東千鶴など)の多くも犠牲になっています。
もし俊が至極京への復讐を遂げたとしても、彼が失ったものは戻ってきません。
考えられる結末としては、以下のようなものが挙げられます。
- 相打ち: 至極京との戦いで、俊もまた命を落とす。
- 法による裁き: 復讐を遂げた後、生き残った俊が自らの罪を償うために再び法で裁かれる。
- 虚無: 全てを終えた俊が、生きる意味を失い、虚無の中で余生を過ごす。
いずれにしても、読後感は「スッキリした」というよりも、「復讐とは何か」を深く考えさせられる、重くビターなものになる可能性が高いです。
まとめ|十字架のろくにんの魅力と読むべき人
『十字架のろくにん』のネタバレや結末について、最新の連載状況から物語の構図、読者の評価までを解説しました。
この物語はまだ完結しておらず、主人公・漆間俊の復讐は最後の宿敵・至極京との決戦を迎えています。
以下に、この記事で解説した重要なポイントをまとめます。
- 『十字架のろくにん』は完結しておらず、「マガポケ」で連載中(2025年11月現在)
- 主人公・漆間俊は、家族を惨殺したいじめグループ5人と首謀者の至極京に復讐を誓った
- 復讐の過程で祖父や弟、新たな仲間やヒロイン格の人物も死亡しており、壮絶な展開が続く
- 一度「打ち切り」となったが、アプリ移籍で人気が再燃し、現在は人気作品となっている
- 拷問や殺人などの過激な描写が非常に多く、読む人を選ぶが、そのダークさが魅力でもある
この作品は、壮絶なダークサスペンスや、救いのない復讐劇を好む人にとっては、非常に読み応えのある作品です。
一方で、前述の通り、精神的な負荷が強い描写も多いため、そういった表現が苦手な方は注意が必要です。俊が選んだ復讐の道がどのような結末を迎えるのか、その最後を見届けたい方は、ぜひご自身の目で確かめてみてください。


