チャルロス聖の正体は何者?殴ったのは誰か、死亡説や名言まで解説

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ワンピースに登場するチャルロス聖。彼は一体何者で、その正体は何かという疑問を持つ方は多いでしょう。

作中で強烈な印象を残す世界貴族、天竜人の一人ですが、彼の本名や妻、身長といったプロフィール、年齢は何歳で、現在生きているのかという死亡説の真相まで、謎が多いキャラクターです。

特にシャボンディ諸島での事件でルフィに殴られたシーンは有名ですね。他にも、人魚姫しらほしを奴隷にしようとするなど、彼の非道な行いや独特な名言、そして原作での初登場の話数について、この記事で詳しく掘り下げていきます。

この記事でわかること
  • チャルロス聖の正体やプロフィールがわかる
  • 作中で起こした事件や名言がわかる
  • ルフィやミョスガルド聖に殴られた経緯がわかる
  • 死亡説の真相と現在生きているかがわかる
目次

非道な天竜人チャルロス聖の正体とは?

この章では、ワンピースの世界における特権階級である天竜人チャルロス聖が一体何者なのか、その基本的なプロフィールや性格、そして読者に衝撃を与えたシャボンディ諸島での事件や彼を殴った人物について、物語の初登場シーンを交えながら詳しく解説していきます。

正体は何者?世界貴族の天竜人

正体は何者?世界貴族の天竜人

チャルロス聖の正体は、世界の創造主の末裔とされる「世界貴族」、通称「天竜人」の一人です。天竜人は世界の頂点に君臨する特権階級であり、聖地マリージョアに居住しています。

彼らは自らを「神」であると信じており、一般人とは同じ空気を吸うことすら嫌い、常に樹脂製のシャボン(泡)を頭に被っているのが特徴です。その権力は絶大で、海軍本部最高戦力である大将すらも意のままに動かすことが可能です。

チャルロス聖は、その中でも特に横暴で自己中心的な性格を持つ人物として描かれています。気に入らないことがあれば平気で人を撃ち、奴隷をコレクションのように扱い、その非道な振る舞いは多くの読者に強いインパクトを与えました。彼の行動は、ワンピースの世界に存在する歪んだ階級社会や差別の象徴と言えるかもしれません。

本名や妻、身長などのプロフィール

多くの謎に包まれているチャルロス聖ですが、現在判明しているプロフィール情報を以下の表にまとめました。

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項目詳細補足
名前チャルロス「聖」は天竜人の男性に付けられる敬称です。
身分世界貴族(天竜人)聖地マリージョアに住む世界の支配者層です。
家族構成父:ロズワード聖、妹:シャルリア宮家族全員が天竜人として横暴な振る舞いをします。
なし(作中未登場)複数の女性を無理やり妻にしようとしたことはあります。
身長不明作中描写から、ルフィよりかなり大柄で2m以上と推測されます。
誕生日不明公式ファンブック等でも誕生日の設定は公開されていません。

このように、チャルロス聖の個人的な情報はほとんど明かされていません。特に本名に関しては、ファミリーネームが存在するのかどうかも不明です。妻については、作中で特定の配偶者は登場しませんが、気に入った女性を力ずくで妻にしようとする場面が複数回描かれており、彼の歪んだ価値観がうかがえます。

原作での初登場シーンの話数は?

原作での初登場シーンの話数は?

チャルロス聖が原作の漫画で初めて登場したのは、コミックス51巻に収録されている第499話「シャボンディパーク」です。アニメでは、第391話「非道!シャボンディの支配者・天竜人」で初登場を果たしました。

初登場シーンから彼は強烈な印象を残します。奴隷を引き連れてシャボンディ諸島の街を練り歩き、道行く人々を強制的にひざまずかせました。彼の前を横切った一般人に対して、何の躊躇もなく銃を発砲するなど、天竜人の理不尽さと恐ろしさを読者に知らしめる登場でした。

この登場シーンは、これから始まるシャボンディ諸島での大きな事件の序章となり、物語の緊張感を一気に高める役割を果たしています。

シャボンディ諸島で起きた事件の概要

チャルロス聖が関わった最も有名な事件が、シャボンディ諸島で起きた人間オークション会場での騒動です。

この事件の発端は、麦わらの一味の友人である人魚のケイミーが、人間オークションに出品されてしまったことでした。一味がケイミーを救出しようと策を練る中、オークション会場に現れたチャルロス聖が、ただ「珍しい」という理由だけでケイミーを5億ベリーという破格の値段で落札しようとします。

ケイミーの友人である魚人ハチがそれを止めようとしますが、チャルロス聖は彼を「魚人」という理由で見下し、銃で撃ちました。この非道な行いが、その場にいたモンキー・D・ルフィの怒りを買い、誰もが手を出すことをためらう天竜人への暴行という、前代未聞の事態へと発展していくのです。

チャルロス聖を殴ったのは誰か解説

チャルロス聖を殴ったのは誰か解説

作中で天竜人であるチャルロス聖を殴った人物は、2025年9月現在で2人確認されています。

モンキー・D・ルフィ

一人目は、麦わらの一味の船長であるモンキー・D・ルフィです。 前述の通り、シャボンディ諸島の人間オークション会場で、ルフィは友人のハチを撃たれたことに激怒。天竜人に手を出せば海軍大将が軍艦を率いてやって来るという忠告も無視し、チャルロス聖の顔面を殴り飛ばしました。アニメではスローモーションや白黒の演出が用いられ、原作の衝撃をさらに増幅させる名シーンとして知られています。

ドンキホーテ・ミョスガルド聖

二人目は、なんとチャルロス聖と同じ天竜人であるドンキホーテ・ミョスガルド聖です。 これは世界会議(レヴェリー)の期間中に起きた出来事でした。チャルロス聖が人魚姫しらほしを奴隷にしようと捕らえた際、改心したミョスガルド聖が間に割って入ります。そして、しらほし姫を守るため、チャルロス聖の顔面を「天翔龍の蹄(ヒーローのかかと)」の形をした金棒で殴りつけたのです。同じ天竜人が同族を罰するという衝撃的な展開は、天竜人の中にも変化が生まれ始めていることを示す重要な場面となりました。

彼の人間性がわかる名言を紹介

チャルロス聖には、彼の幼稚で自己中心的な性格を端的に表す特徴的なセリフが数多くあります。これらは名言というより「迷言」と言った方が適切かもしれません。

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セリフ(名言)状況と解説
「欲しい…!! アレが欲しい〜〜〜!!!」看護師やオークションの商品など、欲しいと思ったものを何でも手に入れようとする際のセリフ。彼の欲望に忠実で、他人の都合を一切考えない性格が表れています。
「〜〜〜だえ」彼の特徴的な語尾。間延びした幼稚な話し方は、精神的な未熟さを感じさせます。
「お前らと同じ空気を吸いたくねぇえ〜〜」一般人を見下す天竜人の選民思想を象徴するセリフ。樹脂製のシャボンを被っている理由がこれです。
「こいつは…わちしが殺した」邪魔な人間を撃った後に放ったセリフ。命を奪うことに何の罪悪感も抱いていない、彼の残虐性がうかがえます。

これらのセリフから、チャルロス聖が社会的な常識や倫理観を全く持たず、自分の欲望を満たすことだけを考えて行動する人物であることが考えられます。

チャルロス聖のその後の運命と謎

後の物語で再び登場し、レヴェリーで人魚姫しらほしを巡る事件を起こすチャルロス聖の動向や、彼の非道さが表れる名言、さらには神の騎士団によって下された天罰による死亡説の真相と、彼の年齢や現在生きているのかという謎に迫ります。

人魚姫しらほしを奴隷にしようと企む

人魚姫しらほしを奴隷にしようと企む

シャボンディ諸島での事件から2年後、チャルロス聖は再び問題行動を起こします。それは、聖地マリージョアで開かれた世界会議(レヴェリー)の最中でした。

レヴェリーに参加していたリュウグウ王国のしらほし姫を見つけたチャルロス聖は、その巨大さと美しさから彼女を「ペット」にしようと画策。CP-0(サイファーポール・イージスゼロ)を動かして、強引にしらほし姫を捕獲しようとしました。

この暴挙は、その場にいたネフェルタリ・ビビやレベッカ、レオといったキャラクターたちが止めようとしますが、天竜人の権力の前では無力でした。まさにしらほし姫が連れ去られようとした瞬間、前述の通り、同じ天竜人であるドンキホーテ・ミョスガルド聖の介入によって、チャルロス聖の企みは阻止されることになります。この一件は、天竜人の横暴さが依然として健在であることを示すと同時に、彼らの内部にも変化の兆しがあることを描いた重要なエピソードです。

神の騎士団による死亡説の真相

近年、チャルロス聖に「死亡説」が浮上しています。この説の発端となったのは、世界会議(レヴェリー)で起きた別の事件です。

しらほし姫を守るためにチャルロス聖を殴ったミョスガルド聖ですが、彼はその後の裁判で「天竜人を擁護した」罪により、神の騎士団によって裁かれることになりました。この事件を指揮していたのが、神の騎士団最高司令官であるフィガーランド・ガーリング聖です。

この一連の流れから、「チャルロス聖も神の騎士団に処刑されたのではないか?」という憶測が広まり、死亡説につながったと考えられます。天竜人同士の争いであっても、秩序を乱す者は容赦なく裁く神の騎士団の存在が、説の信憑性を高めました。

しかし、2025年9月時点で、原作においてチャルロス聖が死亡したという確定的な描写は一切ありません。したがって、死亡説はあくまで読者の考察の域を出ない情報と言えます。

年齢は何歳?まだ生きているのか

年齢は何歳?まだ生きているのか

チャルロス聖の年齢は、公式には発表されておらず不明です。彼の幼稚な言動や垂れた鼻水といった外見的特徴から、精神年齢は低いように見えますが、実年齢を特定する情報は作中にはありません。ファンの間では、外見などから20代後半から30代ではないかと推測されることが多いですが、これはあくまで考察です。

そして、彼が現在生きているかについてですが、前述の通り、神の騎士団による死亡説はありますが、作中で死亡が確認されたわけではありません。ミョスガルド聖が裁かれた事件の後、チャルロス聖がどうなったのかは描かれていないため、現時点では「生きている可能性が高い」と考えるのが妥当でしょう。

物語が最終章に突入している現在、彼の今後の動向が描かれる可能性も残されています。

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謎多き人物チャルロス聖のまとめ

この記事では、ワンピースに登場する天竜人、チャルロス聖について、その正体やプロフィール、作中での事件、そして死亡説の真相などを詳しく解説しました。彼の存在は、ワンピースの世界に根付く深刻な身分制度や差別の象徴として、物語に深みを与えています。

以下に、チャルロス聖に関する重要なポイントをまとめます。

  • チャルロス聖の正体は世界の創造主の末裔である天竜人の一人
  • シャボンディ諸島でルフィに、レヴェリーでミョスガルド聖に殴られた
  • 人魚姫しらほしを奴隷にしようとするなど非道な行動が目立つ
  • 神の騎士団が関わる事件から死亡説が流れたが真相は不明
  • 本名や妻、年齢、身長など多くのプロフィールは謎に包まれている

シャボンディ諸島での初登場から、彼が殴ったのは誰かという疑問、特徴的な名言、そして現在生きているのかという年齢や死亡の噂まで、チャルロス聖は多くの読者の注目を集めるキャラクターです。今後の物語で彼の運命がどのように描かれるのか、引き続き注目していく必要があります。

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