デスノート「駄目だまだ笑うな」元ネタは何話?セリフを徹底解説

デスノート「駄目だまだ笑うな」元ネタは何話?セリフを徹底解説
  • URLをコピーしました!

デスノートの名言「ニア僕の勝ちだ」が生まれる直前、夜神月が内心でこらえるあのセリフ「駄目だまだ笑うな」の元ネタは、一体漫画の何話だったか気になったことはありませんか。思わず夜神月が笑うのを必死に抑える姿は印象的でした。

この記事では、そんなセリフの解釈から、彼が35秒で勝ちを宣言しようとした背景、そして最終的に夜神月が死んだ理由まで、デスノートの魅力を深く考察します。

また、アニメ動画での名シーンの演出や、作中でデスノートで1番強い死神は誰なのか、といったファンならずとも気になる疑問にも答えていきます。

さらに、意外と知られていない夜神月の読み方や、使い方次第で日常が少し面白くなるかもしれないデスノートの有名なセリフについても解説。

一部で噂される呪術廻戦の五条悟との関連性や、記憶を失った月の感動シーンにも触れながら、デスノートの世界を多角的に探求します。

この記事でわかること
  • 「駄目だ まだ笑うな」の元ネタが漫画・アニメの何話かわかる
  • 夜神月の象徴的なセリフや名言の解釈が深まる
  • デスノートのストーリーやキャラクターに関する豆知識が身につく
  • 呪術廻戦の五条悟など他作品との関連性の有無がはっきりする
目次

「駄目だ まだ笑うな」の元ネタを徹底解説

「駄目だ まだ笑うな」の元ネタを徹底解説

元ネタの漫画は何話?アニメ動画も紹介

多くのファンの記憶に刻まれている「駄目だ まだ笑うな…こらえるんだ…」というセリフは、物語のクライマックスで登場します。

結論から言うと、このセリフの元ネタは原作漫画とアニメで以下の通りです。

媒体収録話
原作漫画page.102「我慢」
アニメ第36話「1.28(イチニーハチ)」

この場面は、ニア率いるSPKと日本捜査本部を倉庫に集め、自身の勝利を確信した夜神月が、Xキラ(魅上照)がデスノートに名前を書き終えるのを待つ緊迫した状況で描かれます。

全てが「計画通り」に進んでいると思い込み、込み上げる笑いを必死にこらえる月の姿は、彼の傲慢さと人間性が極限に達した瞬間と言えるでしょう。

アニメ版では、声優の宮野真守さんの圧巻の演技も相まって、夜神月の狂気じみた内面がより鮮明に表現されています。動画配信サービスなどで、このシーンを改めて見返してみるのも一興です。

このセリフの解釈と月の心理状態

このセリフの解釈と月の心理状態

このセリフは、単なる勝利への確信だけではなく、夜神月の複雑な心理状態を浮き彫りにしています。

Lという最大のライバルを失って以降、月は自身の知能とデスノートの力に絶対的な自信を持つようになりました。このため、ニアとの最終対決においても、自分の計画が完璧であると信じて疑いませんでした。

「駄目だ まだ笑うな」という内面の葛藤は、以下の二つの心理が働いていると考えられます。

  1. 圧倒的な優越感と支配欲:邪魔者全てを排除し、「新世界の神」となる自分の姿を想像し、高揚感が抑えきれない状態です。相手が死ぬ前に勝利を確信し、見下すことで快感を得る月の性格が表れています。
  2. 最後の警戒心と演技:一方で、ここで感情を表に出せば、万が一の際に計画が崩れる可能性を理解しています。そのため、完全に勝利が確定するまでは冷静なLの後継者を演じ続けようとする、最後の理性が働いている状態でもあります。

しかし、この驕りこそが彼の最大の弱点でした。この直後、彼は高らかに勝利宣言を行いますが、それが自らの敗北を決定づける墓穴を掘る結果へと繋がっていくのです。

意外と知らない?夜神月の読み方は?

意外と知らない?夜神月の読み方は?

物語の主人公である彼の名前「夜神月」ですが、意外にもその読み方を正確に知らない方もいるかもしれません。

この名前は「やがみ らいと」と読みます。

「月」を「ライト(Light)」と読ませるのは、いわゆる当て字です。作中では特に由来は語られませんが、世界を照らす「光(ライト)」のような存在になってほしいという親の願いが込められていたのかもしれません。

皮肉にも、彼はデスノートを手にしたことで、犯罪者を裁く闇の存在「キラ(Kira)」として世界に君臨することになります。「Light」という名前と、彼が歩んだ「Kira」としての道筋の対比は、この物語の根幹をなすテーマの一つと言えるでしょう。

呪術廻戦の五条悟との関連はあるのか

呪術廻戦の五条悟との関連はあるのか

近年、人気作品のキャラクター同士を比較する考察が活発ですが、「夜神月と呪術廻戦の五条悟に関連性はあるのか?」という疑問も時折見かけます。

これを先に述べると、二つの作品やキャラクター間に公式な設定としての関連性は一切ありません。

では、なぜこの二人が比較されることがあるのでしょうか。これにはいくつかの理由が考えられます。

  • 「最強」という共通点:夜神月は知能において、五条悟は呪術師として、それぞれ自身の世界で「最強」と呼べる存在です。その圧倒的な実力から、他者をやや見下すような言動が見られる点も共通しています。
  • カリスマ性:両者ともに、その能力とルックスから多くの人々を惹きつける強いカリスマ性を持っています。
  • 声優の繋がり:直接の関連ではありませんが、デスノートで月のライバルの一人であるメロ役を中村悠一さん(呪術廻戦では五条悟役)、Xキラの魅上照役を櫻井孝宏さん(呪術廻戦では夏油傑役)が演じています。このような声優陣の繋がりから、両作品を連想するファンもいるようです。

あくまでファンの間での二次的な楽しみ方ですが、異なる作品の「最強」キャラクターを比較してみるのも面白い視点かもしれません。

「駄目だ まだ笑うな」から見る夜神月の名言

「駄目だ まだ笑うな」から見る夜神月の名言

夜神月が笑う「ニア僕の勝ちだ」の場面

「駄目だ まだ笑うな」と内心でこらえた後、ついに夜神月が感情を爆発させるのが「ニア… 僕の勝ちだ」というセリフです。

これは、魅上照がノートに名前を書き終えてから35秒が経過したタイミングで月が放った勝利宣言です。デスノートのルールでは、心臓麻痺で死ぬまでの時間は40秒。月は、あと数秒でニアたちが死ぬと確信し、満面の笑みでこのセリフを言い放ちます。

しかし、ご存知の通り、この後誰も死ぬことはありませんでした。ニアの策略により、魅上が持っていたノートは偽物にすり替えられていたのです。

このシーンは、月の計画が完璧ではなかったこと、そして彼の最大の敵が「自身の驕り」であったことを象徴しています。アニメ版での狂気に満ちた月の表情や、ドラマ版での窪田正孝さんの熱演は、多くの視聴者に強烈なインパクトを残しました。

35秒で勝ちを宣言しようとする夜神月

35秒で勝ちを宣言しようとする夜神月

夜神月が「35秒」というタイミングで勝ちを宣言したことには、彼の性格がよく表れています。

デスノートの「名前を書かれてから40秒で心臓麻痺を起こす」というルールは、キラである月にとって絶対的な拠り所でした。彼は、このルールを完全に信頼し、ニアたちが死ぬ未来を疑っていませんでした。

40秒を待たずして勝利を宣言したのは、単なる焦りではありません。これは、自分の計画の完璧さを誇示し、無様な死を待つしかない相手を見下して精神的な勝利を味わいたいという、彼の歪んだ欲求の表れです。

Lとの戦いにおいても、彼は常に相手の一歩先を行くことで勝利を収めてきました。その成功体験が、最終局面で「相手の死を確認する」という基本的な注意を怠らせ、ニアに足元をすくわれる原因となったのです。

感動シーンや有名なセリフ・名言の使い方

感動シーンや有名なセリフ・名言の使い方

デスノートは、夜神月とLの頭脳戦や月の狂気的な名言が注目されがちですが、読者の心を打つ感動的なシーンも存在します。

記憶を失った夜神月の姿

最も印象的なのは、夜神月が一時的にデスノートの所有権を放棄し、キラとしての記憶を失った場面でしょう。記憶のない月は、正義感が強く、心優しい好青年に戻ります。捜査のために女性の好意を利用することに抵抗を感じたり、法律を遵守しようとしたりする姿は、キラとしての彼と同一人物とは思えないほどです。

この対比は、「デスノートという力が、一人の青年をいかに変えてしまったか」を浮き彫りにし、彼もまたデスノートの被害者であったという側面を感じさせます。

有名なセリフの使い方

一方で、「計画通り」や「僕は新世界の神となる」といった月の名言は、今やネットミームとして広く知られています。何か物事がうまくいった時に冗談めかして「計画通り」と言ってみたり、壮大な目標を語る友人に対してツッコミとして使ったりするなど、元の文脈を知っているとより楽しめるかもしれません。

ただし、これらのセリフは夜神月の傲慢さの象徴でもあるため、使う場面や相手には注意が必要です。

デスノートのSNSでの口コミを紹介

夜神月が死んだ理由をネタバレ解説

夜神月が死んだ理由をネタバレ解説

夜神月、すなわちキラは、物語の最後で死を迎えます。その直接的な死因は、死神リュークにデスノートへ名前を書かれたことによる心臓麻痺です。

しかし、なぜリュークは夜神月を見限ったのでしょうか。それは、夜神月の「敗北」が確定的になったためです。

  1. ニアによる計画の看破:ニアは夜神月の計画を完全に見抜き、魅上が持つノートを偽物とすり替えていました。
  2. 魅上の独断行動:メロによる高田清美の誘拐という不測の事態に、魅上が独断で本物のノートを使用してしまったことが、ニアに月の策略を気づかせるきっかけを与えました。
  3. 勝利宣言による自白:夜神月自身が「僕の勝ちだ」と宣言し、キラであることを認めてしまったことが、決定的な証拠となります。

追い詰められた夜神月は、リュークに助けを求めますが、リュークは「夜神月の負けを見てこれ以上付き合うのは面倒だ」と判断。「お前が死ぬのはここだ」と告げ、彼の名前を自身のノートに書き込みました。各媒体で最期の描かれ方は異なりますが、いずれも自身の行いの報いを受ける結末となっています。

【媒体別】夜神月の最期

スクロールできます
媒体最期の状況
原作漫画リュークに名前を書かれ、死への恐怖に怯えながら「逝きたくない」と叫び、心臓麻痺で死亡する
アニメ倉庫から逃走後、階段でLの幻影を見ながら安らかな表情で息を引き取る
実写映画Lの策に敗れ、リュークに名前を書かれて死亡。生への執着より、野望を達成できなかった後悔が強く描かれる
ドラマ追い詰められ、火災の中で焼死する。最期にリュークに死神の目の取引を持ちかけるが、寿命が尽きる寸前だったため拒絶される

作中最強?デスノートで1番強い死神は

作中最強?デスノートで1番強い死神は

デスノートの世界には多くの死神が登場しますが、作中で「最強」とされるのは誰なのでしょうか。

公式ファンブック『DEATH NOTE 13 How to Read』で明かされている死神のランクによると、最も位が高いのは死神大王ですが、彼を除いた死神の中でのランキングトップは「ヌ(Nu)」という雌の死神です。

死神ランク(上位)

スクロールできます
ランク名前性別特徴
1ヌ(Nu)全身に包帯を巻いたような姿。死神大王に次ぐ知性の持ち主とされる。
2アラモニア=ジャスティン=ビヨンドルメーソン骸骨のような体に多くの宝飾品を身につけている。死神大王の側近。
3ダリル=ギロオーザ骸骨を積み上げて人間観察をしている。賭け事が好き。
4レム(Rem)弥海砂にノートを渡し、彼女を守るために行動した。
5リューク(Ryuk)本作のキーキャラクター。ランクは5。面白いことが好き。

リュークやレムは物語の中心にいましたが、死神全体の中では必ずしもトップクラスの実力者ではないことがわかります。特にヌは、その知性で他の死神を圧倒しているとされ、デスノートの世界の奥深さを感じさせる存在です。

あわせて読みたい
呪術廻戦 夏油傑の身長は185cm超?五条や他キャラと比較 『呪術廻戦』に登場する夏油傑の身長や体重について、ファンブックなどの公式資料を基に知りたいと思いませんか。 この記事では、彼の身長を他のキャラクターとの身長一...
あわせて読みたい
七つの大罪 黙示録の四騎士 相関図を分かりやすく解説 『七つの大罪』の興奮冷めやらぬ中、その正統続編として大きな注目を集める『七つの大罪 黙示録の四騎士』。 前作から続く壮大な世界で、新たなキャラクターたちが織り...

まとめ:「駄目だ まだ笑うな」は夜神月の象徴

この記事では、「駄目だ まだ笑うな」というセリフを切り口に、デスノートの様々な側面を解説しました。最後に、本記事の要点をまとめます。

  • 「駄目だ まだ笑うな」は原作漫画102話、アニメ36話のセリフ
  • 勝利を確信した夜神月の傲慢さと理性を象徴している
  • この直後の「ニア僕の勝ちだ」という勝利宣言が敗北に繋がる
  • 夜神月の読み方は「やがみ らいと」という当て字
  • 呪術廻戦の五条悟と公式な関連性はないがファンに比較されることがある
  • 記憶を失った月は正義感の強い好青年として描かれる
  • 月の死因はリュークにノートに名前を書かれたことによる心臓麻痺
  • 媒体によって月の最期の描かれ方は異なる
  • デスノートで1番強い死神は「ヌ」という雌の死神
  • リュークの死神ランクは5位
  • 「計画通り」など月の名言はネットミームとしても知られる
  • 月の敗因は計画の綻びと自身の驕り
  • Lとの頭脳戦だけでなく感動的なシーンもデスノートの魅力
  • 月の人間性の変化が物語の大きなテーマの一つ
  • このセリフは月のキャラクター性を凝縮した名言と言える
のどか
ANIMENOOTE運営者
読んだアニメの数は3万冊。最新作から懐かしのアニメまで幅広く紹介しています。あなたの漫画ライフにお役立てください。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次